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2025.01.20

スロップシンク

スロップシンクという言葉をご存知ですか!?私は今回初めて聞きました(笑)
スロップシンクとは、底の深い流し台のことを指すそうです。
もともと「スロップ(slop)」は、英語で「汚水や台所の洗い流し水」という意味。
汚れた靴や雑巾、モップ、園芸道具など、洗面台やキッチンのシンクで洗うのに少し気が引けるものを洗うのに便利です。

主に汚れたものを洗うために使用するスロップシンクですが、実際にはどのような使い道があるのでしょうか。メリット・デメリットのお話を今回はしていきたいと思います!

【メリット】
◎汚れたもの(キッチンや洗面所で洗いづらいもの)を洗える
手や体を洗う場所とは別に、汚れたもの専用の流し、スロップシンクがあると衛生的にも安心ですよね。

◎深さの必要なものが洗える
スロップシンクの深さは、大きめのバケツが楽々置けるものが多く、スロップシンク自体に水を溜めることもできます。

◎ペットの足を洗ったり、シャンプーに使える
かわいいペットのシャンプーで気になるのが抜けた毛や周囲に飛び散る水滴や汚れなどですよね。
スロップシンクでお湯を使えるようにしておけば、ペットのシャンプーにも使えます。

◎室内に入る前に汚れた衣類や手足が洗える
部活やクラブに入っているお子さんのいる家族ではスロップシンクが大活躍です。
室内に上がる前にユニフォームや衣類、体について汚れを落とすことが可能です。

【デメリット】
◎スペースが必要

手洗い用の洗面ボウルよりも奥行や幅が大きいものが多く、設置場所にはある程度のスペースが必要に。生活動線や家具の位置などを考慮しながら設置する場所を決める必要があります。

◎設置に工事が必要
給排水管工事が必要になるため、設置には給排水の工事とスロップシンク取付けの費用がかかります。

◎種類が少ない(デザイン)
洗面台のボウルと比べて種類がまだ少ないことが現状。マイホームでのオリジナリティを追及するにはデザインが少なく物足りないかもしれません。

◎高機能を期待することは難しい
シンプルな構造であることより、キッチンシンクや洗面台など他の水回りとは異なり、タオルや洗剤などの収納を備えていない場合が多いです。

◆設置する際の注意点
①用途を明確に!

実際にスロップシンクを設置したものの、使う機会がない・・という声も。
スペースや費用の無駄にならないために、使用頻度や必要性をよく検討してから取り入れましょう!

②設置場所の素材
水滴や汚れが跳ねることを想定し、設置場所の周りや壁の素材は汚れや水に強いものにしておくことがポイントになります。

③お湯がつかえるように
汚れたものを洗うにはお湯がでるととても便利です。
お湯がつかえるように給湯管を引いておくと更に便利になると思います。

④取り付けの高さを考える
スロップシンクを取り付ける位置は、かがんで洗い物をするときに楽な姿勢が取れる位置にしましょう。

いかがでしたでしょうか!?
お子さんやペットのいるお宅にではスロップシンクが重宝しそうです。
スロップシンク設置すればよかった・・私の場合はサッカー小僧が二人もいるので
泥の付いたユニフォーム洗いでスロップシンクを使いたかったというのが本音です。(笑)
設置できるものがどんなものがあるのか、よく調べ、その中の一つにスロップシンクも是非参考にしてみてください!