- 設備
ペットのいる家
みなさん、ペットと一緒に暮らしたいと思いますか!?
近年はペットと一緒の生活可のマンションも多く、ペットは生活に寄り添ってくれる存在として大切にされているのを感じます。ペットの寿命も延びて、人間同様に心地よく過ごせる住まいの在り方も見直されています。
今回は、 “ペットと一緒に暮らしたい” をテーマに家の間取りなどお話していきます。
従来までは、犬や猫といったペットは屋外の小屋などで飼われることがほとんど。しかし、最近では人間の居住スペースで一緒に生活するスタイルも一般的になり、ライフスタイルが多様化しています。触れ合いが増えて安らぎを得られたりといったメリットも。しかし、人間よりも体格が小さく生活スタイルも違うペットとの暮らしには、気を付けるべきポイントがたくさんあります。
その① ペットの安全性
《滑りにくい床材選び》
一般的に床材として用いられることの多いフローリングは、犬や猫にとってはツルツルとして滑りやすい素材です。滑りやすい床は足腰を痛めてしまう原因となり、誤って転倒してしまった場合は骨折をしてしまう危険性があります。そのため、床材は柔らかくて滑りにくいものを選びましょう。
その② 傷・汚れ・臭い対策
《傷や汚れへの対策》
ペットを飼っている家庭の悩みとして多く挙げられるのが、壁や床、家具などにできる傷や汚れについてです。ペットが家の中を走り回ったりするので、室内の至る所に傷や汚れがついてしまいます。あらかじめ傷や汚れに強く、掃除がしやすい素材を選ぶといいでしょう。
《臭い対策》
ペットを飼っていると避けられない一番の問題。臭い問題。 犬や猫の体臭や口臭、排泄物などが主な原因で臭いが発生しています。臭い対策として消臭・脱臭効果のあるクロスに変えることで臭いを軽減してくれます。但し、クロスは犬や猫の爪で傷つきやすいので注意が必要です。
その③ プライベート対策
《プライベートスペースを設ける》
ペットとはいつでも一緒にいたいものですが、ペットの側からするとストレスが溜まってしまう場合もあります。そのため、ペットが好きな時にひとりになれるようなスペースを作ることも大切です。ペットに入ってきてほしくない場所には、ゲートを付けておくのもおすすめ。とくに玄関ドアは、開けた瞬間にペットが外に飛び出してしまう事故が多いため、専用の室内ゲートを付けると安心です。
◇まとめ◇
ペットはもはや家族の一員。
ペットにとって暮らしやすい家は、私たち人間にとってもストレスない家になります!ちょっとした工夫、アイデアでぐんと暮らしやすさが変わります。どんなアイデアがあるか是非家づくりのプロと一緒に考えていきましょう!