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キッチンの特徴⑤ 『L字型キッチン』
全5回に渡って異なったタイプのキッチン紹介コラム。 いよいよ最終章の第5弾です。
今回は『L字型キッチン』についてお話していきます。
【キッチンその⑤】 L字型キッチン
一言で言うと『キャビネットをアルファベットのL字型に配置したキッチン』です。
■L字型キッチン
■特徴
・上から見たときに、キッチン本体がアルファベットのLの字型に配置。
・一般的に、直角に曲がるコーナー部分には作業台、各面のどちらかにコンロとシンクが設置される。
■メリット
・作業動線が短く、作業効率が良い!
⇒シンクとコンロを90度で向かい合うように設置するため、冷蔵庫、シンク、コンロの各距離が短い。
・壁付け式では収納スペースを確保できる!
⇒壁付けにすると、吊戸棚をつけることが可能になるため収納スペースが増える。
・作業スペースが広く、複数人で調理を楽しめる!
⇒床面性が広いので、複数人でキッチンに立った時狭く感じない。
■デメリット
・コーナーが奥まっているため収納スペースには使いづらく、デッドスペースに。。
・キッチン用に広いスペースが必要になる。。
・冷蔵庫や食器棚の配置に工夫が必要。。
■L字型キッチンを選ぶ時のポイント!
・動線考える!!
⇒シンクやコンロの距離をどうするか考える。
・奥行きを考える!!
⇒調理作業しやすい奥行きは60~65㎝と言われているので参考に考えましょう。
・シンクとコンロの横幅を考える!
⇒シンクの標準幅は75~80cmです。4人家族でも十分使いやすいサイズですが、さらにゆったりと使いたい場合は90cm幅のジャンボサイズがおすすめです。
・ワークトップの高さを考える!
⇒日本工業規格(JIS)では、ワークトップの高さを80cm、85cm、90cm、95cmと5cm刻みで定められています。 メーカー製造品のキッチンの場合はこの中から使いやすい高さを選ぶと無難です。
全5回に渡って色々なキッチンのタイプをご紹介しました。いかがでしたでしょうか!? 各キッチンのメリット、デメリット、またデザイン性を知るとご自身のライフスタイルにはどれが相性がいいか なんとなく見えてくるのではないでしょうか!? ここまでキッチンについて読んでくださりありがとうございました! 調理スペースは妥協せずにたくさん迷いながら、これだ!!というキッチンをつくっていきたいものですね!