- 注文住宅
キッチンの特徴④ 『セパレートキッチン』
全5回に渡って異なったタイプのキッチン紹介コラム。 早くも第4弾です。今回は『セパレートキッチン』についてお話していきます。
一般的なキッチンと言えば、シンクとコンロ、作業台が並んでいるものですよね。 しかし、シンクとコンロをあえて別のスペースに配置したキッチンが注目を集めています。 この形のキッチンがセパレートキッチン。 正直、私は初めて耳にしました。なぜ人気が出ているのか、セパレートキッチンについて簡単にご紹介します!
【キッチンその④】 セパレートキッチン
一言で言うと『シンク・コンロが別のスペースにあるタイプのキッチン』です。
■セパレートキッチン
■特徴
・シンクとコンロが2列に分かれたタイプのキッチンのこと。
・2列型キッチンとも呼ばれる。
■メリット
・省スペースに設置できて作業スペースが広い!
⇒シンクとコンロが横並びの配置よりも移動距離が少なく、家事動線が良い。
・シンク側とコンロ側の両方に収納を配置できる!
・作業台としてのスペースが2つ作れる!
⇒複数人での調理作業にも向いており、分担しながら調理ができる。
■デメリット
・シンクで野菜や食器などを洗ってコンロへ運ぶ際、床に水が落ちやすい。。
・作業スペースが前後にあり体の向きを変えて調理しなければならない。。
・広く間取りを確保しなければならない。。
■セパレートキッチンを選ぶ時のポイント!
・動線をコンパクトにまとめる設計で考える!!
⇒シンクやコンロの配置を工夫すれば狭いスペースでも設置できる。
・シンクとコンロの間の床の素材を考える!!
⇒作業カウンターの間にある通路はシンクからコンロに移動させた際に落ちる水滴で汚れがちなので、 床の素材をタイルやフロアクッションなど、拭き掃除に耐えるものを選ぶことがお勧め。
■まとめ
セパレートキッチンは、壁付け式キッチンと対面式キッチンのよいところ取りをしたキッチンです。 調理に集中できる、リビングにいる家族や来客と会話しながらの作業、どちらにもピッタリなキッチンです。
スペースをうまく活用したセパレートキッチンを作るためにもショールームにも足を運んだり、 プロの意見を聞いたりしながら、キッチン設計をしていきましょう!