- 注文住宅
家族の形に合わせた注文住宅どう選ぶ?
夢が膨らむマイホームづくり。多くの人にとってマイホームは一生に一度の大きなお買い物。そしてそれは家族が幸せに暮らしていくための土台となるもの。
はじめての家づくり、どうやって進めていけばいいのでしょう?
気になるのは、予算のこと?間取りのこと?デザインのこと?立地のこと?…etc
理想のワクワクする想像とは裏腹に現実には、決めなきゃいけないことがたくさん!お金という現実にも目を向けなければいけません。
でも、一番大切にしたいのは家族の想い。末永く人生をともにする家だからこそ、なるべく妥協せずに造りたいですよね。家族の形が一つひとつ違うのだから、家も一つひとつ違って当たり前。だから家族の理想に合った家を1から考えて創り上げていくというのは注文住宅の最大の魅力なんです。
今回は、注文住宅で家を建てることについて語っていきたいと思います!
注文住宅で家を建てるということ
建売住宅ではなく、注文住宅を選ぶ方というのは、きっとたくさんのこだわりがあって、マイホームへの想いも人一倍強い方が多いのではないでしょうか?
まだ家を建てたことがない友人たちに注文住宅のイメージを聞いてみると…
「注文住宅はおしゃれ!」「お金がかかってそう」「奇抜な間取り」「設計の知識が必要?」「理想の家が建てられる」
そして実際に注文住宅の家を建てた人の話は…
「こだわりの家が建てられた」「理想に近い家」「知識がなくても親身に相談に乗ってくれる設計士さんがいて安心だった」「他とは違った家が建てられて嬉しい」「メリハリをつけたことで予算を抑えられた」
など、実際に建てた人からは満足する声が多く聞かれました。
注文住宅と聞くと、少し敷居が高いようなイメージがありますが、実際は自分達に合った施工会社や設計士と出会うことで、納得&満足のいく注文住宅を建てることができるのです。
注文住宅を建てるまで
では、注文住宅を建てるにはどのような流れで進めていくのか?
大まかな流れを下の図にまとめました。
気になることあれこれ
◆予算について
注文住宅は、建売住宅に比べて予算は高くなってしまいます。それは、まず建材の値段。建売の場合同じ建材を大量発注するので、コストが安く抑えられます。注文住宅の場合、施主さんの希望するものをひとつずつ発注したり、造作家具を大工さんに造ってもらったり、と手間をかけて創り上げていくので、当然コストは上がっていきます。しかしながら、予算の範囲内であれば、自分の思い描く理想の家が自由に建てられるのが最大の魅力です。予算を抑えたいなら、優先したいところとそうでないところのメリハリをつけて妥協点を見つけるのも大切です。建売と比べたら、コスト面では負けてしまいますが、それよりも心の満足度が違ってくると思います。なんといっても、どこにもない世界でひとつのマイホームになるのですから!
ひとつ注意するとすれば、最終的に当初の見積りから、必ずと言っていいほど高くなる傾向があるので、予算には余裕を持っておいた方が良いでしょう。
◆間取りについて
マイホームを新しく建てる世代の方は、新婚さんであったり、子どもが産まれたばかり、もしくはまだ小さなお子さんがいらっしゃるという方が多いのではないでしょうか?
子育ても家づくりも同時進行、なんてとっても大変ですよね。かっこよさ重視にスケルトンの宙に浮いたような階段をつけたい、と思っても子どもにとってこれが住みやすいのかどうか、など、デザインの希望と安全面、住みやすさの狭間で考えることはたくさん出てきます。なんといっても、全てが自由設計ですからね。
そして、この世代の方の悩みが「家族の人数がまだ未確定」だということだと思うんです。子どもは一人なのか、二人なのか、三人なのか…それ以上か!?
一人っ子であれば、子ども部屋は一つでいいと思うのですが、二人だと2ついるのか?同性の兄弟だと1つでいいのか?などなど考えることはたくさん。
建売は、すでにある箱の中に自分達の生活を当てはめていく感じ。それに対して、注文住宅は、自分達の生活にあう家を、未来のことを考えながら創っていくから、楽しいし、難しい。それゆえ、完成した時の充実感もひとしお。
◆デザインについて
これは注文住宅の醍醐味。全てが自由設計だから、やりたいことはなんでもできる。
私も「住宅建築」の雑誌を読み漁り、素敵なデザインをチェックしまくり、こことこことこの部分を取り入れてください!と設計士さんにお願いしていました。
しかし、デザインや見映えを重視するあまり、住みづらい家になってしまった…なんてことにならないよう、理想的なデザインで、かつ住みやすい家づくりを一緒に考えてくれるような信頼できる設計士さんや施工会社を見つけることが重要です。
酒部建設には、一級建築事務所「SAKABEDESIGN」が併設されているからそこは安心。施主さんのやりたいあれこれを叶えてくれる設計がきっと見つかります!親身になって相談にのってくれる設計士さんばかりなので、納得がいくまで安心して任せられます。
◆立地に関して
注文住宅を建てる際、もうひとつ気をつけたいポイントは立地。
新興住宅地に建てるのか、その中でも建物と土地がセットになったプランを選ぶのか、自ら土地を探して希望の地に建てるのか、土地探しもいろいろです。
新興住宅地を選ぶと同世代の家族が多く住み、ご近所付き合いも活発なのが特徴です。幹線道路からは奥まった場所にあることが多く、ご近所の子ども同士を家の前で遊ばせるにも安心です。
自ら土地を探すパターン。私はこのパターンです。住みたいエリア、土地の広さと値段、実家との距離、車を所有する場合は、道幅、ご近所にはどんな人が住んでいるのか。。。(これは本当に住んでみないとわからない!)。ある程度土地勘のある場所を探す方が探しやすいですが、全く知らない土地を希望する場合は、目星をつけている周辺に通うのも良いでしょう。近隣住民がどんな人なのか、治安はどうなのか、生活の便利さ、生活インフラは整っているか、など少しずつ見えてきます。
私個人的に重要視するポイントは、、、小学校との距離です。
なぜなら、小学生は基本徒歩で登下校をします。さらに低学年のうちは小さな体に重たいランドセル。中学年〜高学年以降になってくると、放課後に友達との関わり合いも増えてくるでしょうし、小学校に近いほど、親としては安心です。
中学生以降になってくると、自転車通学が認められていたり、体力もついているので少々距離があっても大丈夫と思えるのですが、小学生のうちはまだまだ登下校が心配です。それゆえ、新たに土地購入を考える場合は、小学校との距離は上位ポイントになり得るかな、と個人的には思っています。
最後に
私も妊娠中に注文住宅を建てることになり、土地探し〜設計を依頼、地鎮祭にも大きなお腹で参加したのは、今では良き思い出です。そして、着工から竣工までの間に長女が誕生しました。私が建てた注文住宅は、庭があってその庭をリビングから眺められるお家。リビングの壁は一面窓ガラスになっていて、家にいながら庭を一望することができます。開放感があり、広く見える家です。庭には、季節を感じられる植栽をしたいと思い、家に住みはじめた時、庭に桜の苗木を植えました。長女と同じ歳の桜。植えた時は小さく細い桜でしたが、7年経った今は2mも越える大きさになり、毎年綺麗な桜を咲かせてくれます。家から見える桜を見るたびに長女の成長を共に感じることができ、これも注文住宅ならではのエピソードではないかと思っています。
注文住宅について簡単にお話ししましたが、イメージは湧きましたか?
注文住宅で夢のマイホーム。人生の土台ともなる家が理想通りに建てられたら、最高ですよね。次回は注文住宅について、具体的にどうやって建てていったのか?エピソードを交えながらご紹介したいと思います。お楽しみに!