- 注文住宅
子育て世代におすすめの間取り

マイホームを考えるタイミング、マンション購入を考えるタイミング、引っ越しをするタイミング、
皆さんはどんなタイミングでこれらのことを考えますか?
答えの一つとして、子どもの成長に合わせて、新しい家族ができるタイミングがあるのではないでしょうか?これまで十分だった間取りも狭く感じてくるもの。長い時間を家族全員で過ごす空間、場所が家ですから、出来る限り快適な空間を求めたいですよね。
しかし、家族によってライフスタイルは異なりますので、一概にこの間取りがベストといは言い切れません。そこで、今回はどのような家族構成の方々がどのような間取りを選んでいるのかを紹介したいと思います!
これから住み替えを検討しているご家族の参考になれば幸いです。

1)子育てに必要な部屋の広さ
国土交通省の「住生活基本計画」では、世帯人数ごとに最低限必要となる住宅面積と、 ゆとりのある暮らしができる住宅面積について掲示しています。
・ 最低居住面積水準(※)20平米×世帯人数+10平米
・ 誘導居住面積水準(※)(マンション):20平米×世帯人数+15平米
・ 誘導居住面積水準(一戸建て):25平米×世帯人数+25平米
上記の計算式から、家族の世帯数によって必要な広さがわかります。
例)3人・4人・5人の世帯で算出してみると
・ 3人 :20平米×3人+10平米=70平米
・ 4人 :20平米×4人+10平米=90平米
・ 5人 :20平米×5人+10平米=110平米
世帯人数が1人増えるたび、20平米の広さをプラスして確保する必要があるということが分かります。 20平米は約12帖ですので、1~2部屋ほどの広さです。
2)家族人数ごとで人気の間取りやリビングの広さ
おおよその必要広さが把握できたので、次に人気の実例を見ていきましょう。
3人家族 | 4人家族 | 5人家族 | |
人気の間取り | 3LDK | 4LDK | 4LDK |
理想の リビングの広さ | 15~18帖 | 10~15帖 | 20帖以上 |
3)子育てしやすい間取りのポイント
続いて、子育てがしやすい間取りの特徴について、実例を交えて紹介していきます。
①日当たりが良い
日当たりがいいと、室内が明るい雰囲気になります。
「日中だけど暗いから……」なんて電気をつける必要もないので、節電にも繋がります。
日差しの中でも強い西日が多く差し込むと、眩しくて目が疲れてしまいますし、
家具や床などを傷めてしまう可能性も。紫外線をカットするガラスや、
遮光カーテンなどを利用して快適は部屋づくりをおこないましょう。
②家事動線が良い
家族が多いと、家事量も増えることになるため、家事動線がいい間取りが理想です。
キッチン以外にも掃除や洗濯などの家事を想定し、動きやすい動線を確保したいところですよね。
③水回りが集中している
浴室や洗面台、トイレ、そして洗濯機置き場など水を使う場所は、
近いエリアに集中していると生活しやすく、掃除もラクになります。
④キッチンから子どもの様子がうかがえる
料理や洗い物などキッチンで家事をしているときは、どうしても子どもから目を離しがちです。
キッチンから子どものいる部屋が見渡せると、安心して家事ができます。
子ども側も、お父さんやお母さんが見ていてくれるので安心して過ごせることでしょう。
⑤収納が多い
すっきり片付けてきれいな家を保つには、収納が多いと便利です。
収納が少ないと、ケースなどを購入して置かなくてはなりません。
そうなれば、見た目がよくないなど、せっかく部屋が広くても配置にスペースを取られて狭くなってしまいます。
⑥リビングが広い
リビングは家族みんなが集まる場所です。
広いスペースがあれば、いろいろな用途に使えます。

■まとめ
子育てしやすい、おすすめの間取りについてご紹介しました。
夫婦二人で住むのと子どもがいるのとでは、理想となる広さや間取りは異なります。
子どもの人数に応じて快適に暮らすためにはある程度の部屋数が必要で、
家族の集まるリビングの広さも重要なポイントになるようです。
同じ3LDKでも、各部屋の広さや全体的な間取りの構成は異なります。
生活動線なども踏まえながら、実際の暮らしをイメージして物件を選ぶとよいのではないでしょうか。