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  • 注文住宅
2024.09.02

シューズクローク

シューズクロークってどんなものの事を指すか皆さんパッと出てきますか!? シューズボックスという言葉もありますよね。 シューズクロークとシューズボックスって同じじゃないの?? そんな疑問が私の中でありました。 そこで今回はシューズクロークとシューズボックスの違いから、どういう使い勝手があるのかなど、ご紹介していきたいと思います♪

SETP 1 : シューズクロークって何かを知ろう!

シューズクロークとは、玄関付近に設け、土足のまま出入りできる収納スペースのことを言います。 従来の下駄箱とは異なり、靴以外にもコートやベビーカーなど野外で使う大きなものを収納することもできます。

散らかりやすい玄関回り。シューズクロークがあれば収納確保によっていつでも玄関をスッキリさせておけそうですね!

SETP 2 : シューズボックスって何かを知ろう!

下駄箱の事です!一般的に靴を収納するためのスペースになります。

大きなシューズボックスを玄関に設置すると、下駄箱以外のちょっとしたものも収納出来そうですね!

SETP 3 : シューズクロークの種類を知ろう!

シューズクロークには主に4つのタイプがあります。

①クロークタイプ:

 収納スペースに扉が付いたタイプ。扉を閉めておけば中を見られる心配がない。

②オープンタイプ :

 扉無しのタイプ。扉もないのですぐに靴を取り出せるのが便利。

③ウォークインタイプ  :

 玄関側からのみアクセスできる収納部屋のこと。

 棚を設けることで壁全体を収納スペースとして活用できる。

④ウォークスルータイプ :

 玄関と室内側の2方向からアクセスできる収納部屋のこと。生活動線の快適性がメリット。

SETP 4 : シューズクロークの心配事を知ろう

①匂いがこもりやすい。(扉が付いていない場合)

②玄関に広いスペースが必要

③ほこりや汚れがたまりやすく、掃除が大変

SETP 5 : シューズクロークで失敗しないために覚えておくことを知ろう!

①扉の有無と種類

扉を付けない場合はドアの開け閉めが不要なので、生活動線が更にスムーズになるメリットがあります。 ただし、間取りによって玄関や部屋からクローク内が丸見えになることも。 扉を付ける場合は、開いたままでも動線を邪魔しない引き戸がオススメです。

②収納するモノや収納量を考える

間取りを計画するときに、どんな用途で使い、どんなものを収納するかを考えずに設置してしまうと、
かえって使いづらい玄関収納になってしまう場合があります。 収納するものを考慮した上で設計することをオススメします。

③奥行きにゆとりをもたせた設計にする

どのタイプのシューズクロークも、奥行きが狭すぎるとものの出し入れがしにくくなるだけでなく、 人が通るのも窮屈になってしまうため、ゆとりをもたせた設計にすることをオススメします。 シューズクロークを家族用の玄関として使いたい場合は、最低でも1.5倍にあたる136.5㎝の奥行きを確保することをオススメします。

◆まとめ

家族の収納したいものや使い方によってどのタイプが向いているかも様々です。

玄関から土足のままで利用でき、あらゆるものを収納できる便利なシューズクロークだからこそ、 いざ住み始めて「使いにくいシューズクロークになってしまった」ということがないように、 予め設計する際に注意するべき点を頭に入れながら検討したいですね。