- 注文住宅
ガレージハウス
私の友人のお宅は、玄関とガレージが繋がっています。
ご主人が大のバイク好きで、大切なバイクを外に置いとくことは問題外!!
常に自宅の中で駐車しておきたいという希望で、玄関とガレージを同じ横並びにしたそうです。
実際に伺ってバイクが置かれた玄関横のガレージを見たときに、とっても素敵で、感動したのを覚えています。
今回は私の友人のお宅のような『ガレージハウス』についてお話したいと思います。
■特徴
ガレージハウスという言葉からイメージできるように、ガレージハウスとは『車を停めておくためのガレージを組み込んで建てた家』のことをいいます。
ガレージが家の一部になっているイメージです。
■メリット・デメリット
【メリット】
①車をしっかりと守られている 。
②不審者が車に近づくのを防止する効果がある。
③車を停める場所と居住スペースの距離が近いため、乗り降りもしやすい。
屋根がついているだけではなく、頑丈な家の壁に囲まれているため、強い雨や風の影響がないという期待がもてます。 また、目にみえる場所での駐車なので、大切な車を守るにはもってこいです。 友人のお宅はバイクの為のガレージでしたが、常に家の中に愛車があるという安心感がありますね!
【デメリット】
①ガレージにシャッターを設置した場合、音が近隣に響きやすくなる可能性がある。
②ガレージ内でエンジンをかけると排気ガスが充満するため、大型の換気扇を設置する対策がある。
③同じ広さの建物を作る場合、ガレージハウスにするほうが建築コストが高くなる。
■ガレージハウスを作る際のポイント
①ガレージの大きさ
⇒ガレージを大きくするほど、生活スペースが削られるが、小さなガレージにすると大きな車に買い替えたら入らない・・・設計時には、駐車する車の車種など考慮し、将来車を買い替える可能性も想定しながら大きさを決めましょう!
②ガレージ内の設備
⇒ガレージを車の駐車スペースだけでなく、収納棚、水道、作業台なども設置したい場合もあるかと思います。 ガレージをどう活用したいかを創造し、換気扇や照明など必要な設備を考えてみましょう!
③ガレージの大きさと固定資産税
⇒建物の固定資産税は、建物の価値や広さから算出されます。 ガレージハウスではガレージスペースも建物の一部ですので、ガレージがあることによって建物が大きくなれば、固定資産税が高くなる可能性があります。 ガレージのサイズを決めるときは、車が駐車できるサイズかどうかとともに、延べ床面積に対するガレージの大きさの割合についてもチェックしてみましょう。
建物の全体大きさが同じでガレージハウスとそうでない家を作るなら、ガレージのサイズを延べ床面積の5分の1未満に収めた場合、ガレージハウスのほうが固定資産税が低くなります。
いかがでしたでしょうか!? 実際にガレージハウスを作ったお宅のケースをプロの方と一緒にみて、自分の生活スタイルにあっているかどうかしっかりみて考えていきたいものですね!にしても、ガレージハウス素敵ですよね・・笑