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2026.02.17

二重サッシ

日々寒い日が続いています。
寒くなると、思い出すのが私の故郷の窓(笑)
私事ですが、故郷は北海道なのですが、こちらの家と窓が違うんですよ・・
向こうは必ず窓が2つ付いているのです。
二重サッシというやつです。二重サッシは寒冷地で使用されるイメージがあるかと思いますが実は寒さ対策以外にも多くのメリットがあり、設置価値があります。
そこで今回は二重サッシについてのコラムです。

《二重サッシの構造》
二重サッシは、外側の窓と内窓というように、窓が二重になっており、窓と窓との間に空気層ができる構造になっています。この空気層が、二重サッシのさまざまなメリットにつながっています。

《二重サッシのメリット》
①断熱性
二重サッシの外側の窓と内窓との間には、空気層ができます。この空気層が断熱性を高めます。
高い断熱性により、冬には室内のあたたかい空気が逃げるのを防ぎつつ、室外の冷気が室内に伝わるのを防ぎます。

②結露防止
二重サッシは断熱性が高いため、室外の気温の影響を受けにくくなり、結露の発生を抑えることができます。ただし、二重サッシは、外側の窓と内窓が密閉されているわけではないので、外側の窓では結露が発生する場合があります。結露が発生した場合、こまめに拭き取る必要があります。

③遮音性
二重サッシにすると、窓と窓の間の空気層が防音壁の役割を果たし、遮音性が高まります。
交通量の多い場所などに使用すると効果的です!

④防犯効果
窓が二重になっている分、泥棒が侵入するまでの時間を稼ぐことができ、場合によっては侵入を未然に防ぐ効果も期待できます。
さらに、割れにくい防犯ガラスを選ぶことで、防犯効果を高めることができます。

⑤経済性
断熱性が上がるため、エアコンの効きも良くなり、光熱費を抑えることができます。

メリットがあればデメリットもつきものです。
しっかりデメリットも見ていきましょう。

《二重サッシのデメリット》
①コストが高い

通常使われる一重の窓に比べると、導入コストは高くなります。
ただし、断熱効果によって光熱費が抑えられるので、ランニングコストは低くなりますし、補助金なども上手に使えば、導入コストも抑えられます。

②開閉が面倒
窓が二重になっているため、通常の窓に比べて、換気などのために開閉する際は、多少面倒になります。

③掃除の手間がかかる
外側の窓と内窓の間には、ホコリがたまりやすく、掃除には手間がかかります。
さらに、外側の窓の結露のケアも必要なので、こまめに掃除をする必要があります。

④窓の種類が限定される
二重サッシが適用できる窓は、引き違い窓が基本です。サイズも含め、事前の確認が必要です。

《二重サッシをお勧めしたいケース》
①道路や線路脇の住宅

道路や線路脇の住宅で、室外の音が気になる場合は、二重サッシにして遮音性を高めることで、騒音対策になります。

②防音室
室内で楽器を演奏する場合などは、二重サッシにした防音室を設置することで、外に音が漏れにくくなります。

③寒冷地
北海道や東北などでは、昔から断熱性の高い二重サッシが使われてきました。

◆まとめ
いかがでしたでしょうか!?二重サッシは寒さ対策だけではないのです!
デメリットもあることが事実なので、メリット・デメリットをしっかり見たうえで、二重サッシの採用をしてみようかなとの参考になれば嬉しいです。