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  • 注文住宅
2026.01.19

レトロモダンな家

最近コラム記事の作成をしているせいか、インテリアの情報が載っているホームページや雑誌を好んで見るようになりました。そこで、素敵だなと思う家がレトロモダンな家。日本らしく、そして現代の家でもあり、個性が出ている家だと感じます。
今回は「レトロモダンな家」についてのコラムです。
《レトロモダンとは》
懐かしさを感じる古風な雰囲気のなかに近代的・現代的な要素を感じられるインテリアデザインのこと。
レトロモダンは古いものを活かしながら現代的な要素を融合し、 お互いを引き立て合うのが特徴のインテリアテイストになります。  レトロモダンのインテリアは、「レトロ」と「モダン」どちらに重きを置くかによって雰囲気が変わります。
《レトロモダンの種類(タイプ)》
レトロモダンのテイストは、国や地域で少しずつ変わります。 歴史や文化などの地域性の違いが表れるためです。 では、どのような家がレトロモダンとなるのでしょうか??一緒に見ていきましょう。

①古民家風
日本のレトロモダンと言えるものです。
古民家リノベーションのように、古い住宅を活かしながらモダンな機能やデザインを取り入れます。 
特徴:柱やドアなど古い素材をそのまま活かす!
タンスやガラス棚、照明など、古いながらも洗練された印象の家具や小物を取り入れることで 大正や昭和初期を彷彿させる懐かしさが演出できます。

②アメリカンな家
アイアン、革張りなど男前な雰囲気がある素材を取り入れるものです。
特徴:20世紀半ばの歴史を反映したテイスト!
ポップアートやミニマルアートを影響させた、シンプルで直線的なデザインではなく個性的で曲線的なデザイン、赤などポップな色をアクセントに取り入れ演出します。

③ヨーロッパ風の家
クラシカルな雰囲気があり、ヨーロッパのアンティーク家具など使うものです。

特徴:曲線的なデザインの家具やシャンデリアなど、上品で優雅な雰囲気がある!
ステンドグラスをドアや装飾に取り入れたり、家具やドアにダークブラウンなど濃い色の木材を使い演出します。

《レトロモダンな家のメリット》
①温もりがあふれる落ち着いた空間になる
レトロモダンのインテリアは、落ち着いたブラウンの木材を床やドア、家具でふんだんに取り入れます。また、木材を使ったアンティーク家具は年月とともに味わい深い色に変化するため、温もりがあふれる落ち着いた空間になります。

②喫茶店のような懐かしい雰囲気を楽しめる
タンスや照明などのレトロな家具、古いドアや柱を活かすことで、上の世代にとっては懐かしく感じるものも、若い世代にとってはそのレトロさが新鮮で魅力的に感じます。
自宅そのものが昭和の喫茶店のような雰囲気になります。

③古いドアや柱を活かせる
レトロモダンは、住宅のリノベーションを行う場合にもマッチしやすいインテリアです。
古民家などの戸建ての場合は、古い柱や梁、ドア、土間や縁側も活かすことができます。

《レトロモダンを取り入れるポイント》
①内装で取り入れる
1)木の素材をたくさん取り入れる
床、柱、梁などでふんだんに木の素材を取り入れることが大切です。
2)床は寄木張りフローリングにする
レトロモダンのインテリアと相性がよいのが、「寄木(よせぎ)張りフローリング」の床です。 床の素材は、モダンな雰囲気を出したいのであれば濃いブラウンのウォールナット、 親しみやすい雰囲気を出したいのなら淡い色のチークやオリーブがおすすめです。
3)ドアなどでガラス素材を取り入れる
レトロモダンのインテリアではよくガラス素材が取り入れられます。  ガラスは日本の古い住宅によく使われており、現代ではレトロな雰囲気を出せるためです。

②家具小物で取り入れる
1)アンティーク家具や小物を取り入れる
レトロモダンのインテリアには、アンティーク家具が欠かせません。
先にインテリアのメインとなる家具を決めてから全体をイメージするのもよいでしょう。
日本のレトロモダンであれば、江戸後期から大正の時代につくられた時代タンスなどがお勧めです。
アンティーク家具を取り入れるのが難しい場合は、アンティーク風の家具を使いましょう。
ユーズド加工がされた木製の家具や、レトロな素材を使った照明なら比較的気軽に取り入れられます。

2)アクセントカラーで赤や緑を取り入れる
大正、昭和初期を彷彿とさせる日本のレトロモダンは、落ち着いた木の色が最大のポイントです。
そのうえで、アクセントカラーを取り入れることで洗練された空間になります。
アクセントカラーは、赤やからし色、緑などがおすすめです。
なかでも明るすぎず、どちらかというとくすんだ色合いがレトロモダンには向いています。
アクセントカラーの分量にも注意が必要です。
アクセントカラーの範囲が広すぎたり、色の種類が多かったりするとごちゃごちゃした印象になってしまうためです。
クッションやイスの座面、ドアのガラスなどで控えめに取り入れましょう。

3)ファブリックはくすんだカラーを選ぶ
イスやソファの座面、カーテン、カーペットなどのファブリックはくすんだカラーを選ぶことが大切です。くすみのある赤や緑などがおすすめです。
大正ロマンを彷彿とさせるムーディーな雰囲気になります。ファブリックの生地も注意したいポイント。イスやソファの座面なら、光沢のあるベルベットや暗い色のレザーなどを使ったものを選ぶと落ち着いたレトロモダンの雰囲気を演出できます。

4)ソファやテーブルは低めの曲線的なデザインを選ぶ
ローソファやちゃぶ台、座って使う文机などは、レトロモダンの代表的なアンティーク家具です。
背が低い家具を取り入れると、上品で落ち着く空間になります。
丸いテーブルや丸みを帯びた脚のソファやイスなどはレトロモダンのインテリアにピッタリです。

《まとめ》
インテリアセンスのない私には、レトロモダンな家の演出は難しいものだと思っていました。笑
でも、こういったポイントを少しづつ取り入れるだけで、レトロモダンな演出ができそうだなと感じました!どこか懐かしさのある落ち着いた空間を実現し、ぜひ個性をだした家づくりをしてみてください!